プリズマジャーナルTOPSaaS型会員管理システムおすすめ15選! 無料から使えるクラウドシステムを徹底解説
SaaS型会員管理システムおすすめ15選! 無料から使えるクラウドシステムを徹底解説

SaaS型会員管理システムおすすめ15選! 無料から使えるクラウドシステムを徹底解説

SaaS型会員管理システムは、会員情報の管理やサービス提供を効率化したい企業・団体にとって、今や欠かせない存在です。従来の手作業やエクセル管理から脱却し、業務効率や顧客満足度を大きく向上させるため、多くの現場で導入が進んでいます。

本記事ではSaaS型会員管理システムの基本から選び方、おすすめ製品まで解説します。会員管理システムの導入を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。

1.SaaS型会員管理システムとは?

SaaS型会員管理システムは、インターネット経由で利用できるクラウド型の会員情報管理サービスです。従来の手作業やローカルソフトと比べて、利便性・拡張性・コスト面で大きな優位性があります。

会員管理システムの定義と基本機能

会員管理システムは、顧客や会員の氏名・連絡先・利用履歴などの情報を一元管理するツールです。基本機能には、会員データベースの作成・検索・更新、会員ランク設定、デジタル会員証発行、データ出力、決済管理などがあります。多くのシステムがレポート機能も備え、マーケティングに役立ちます。

従来の会員管理方法との違い

従来はエクセルや紙台帳で管理していましたが、データ分散や更新ミス、情報漏洩リスクが課題でした。SaaS型では、クラウド上で一元管理でき、複数担当者によるリアルタイム編集が可能です。検索や集計も自動化され、必要な情報をすぐに抽出できます。

会員管理システム導入のメリット

SaaS型会員管理システムの導入には、次のようなメリットがあります。

●業務効率化と人的コスト削減
データ入力や検索、集計が自動化され、システム保守もベンダーが行うため、IT担当者の負担も軽減されます。これにより、人的コスト削減と業務効率化が実現します。

●顧客データの一元管理によるマーケティング強化
全ての会員データが一元化されることで、利用履歴や属性情報をもとにしたターゲティングや効果的なキャンペーン設計が可能です。マーケティング活動の精度が向上します。

●会員サービスの質向上と顧客満足度アップ
ポイント・クーポン管理を一括で行え、顧客はマイページで情報確認できます。これが顧客満足度向上やリピーター獲得につながります。

会員管理SaaSとオンプレミス型の違い

オンプレミス型は初期費用や運用コストが高く、導入に時間がかかります。SaaS型は初期費用が抑えられ、月額課金で利用できます。メンテナンスもサービス提供者が担い、導入負担が軽減されます。

会員管理アプリとの違い

会員管理アプリはスマートフォンで利用でき、直感的な操作性が強みです。SaaS型はPCからも利用でき、より幅広い業務に対応します。複雑な管理にはSaaS型が適しています。

会員管理アプリの自作は可能?

エクセルで簡易管理やスクラッチ開発は可能ですが、プログラミング知識や運用コスト、セキュリティ対策が必要です。多くの場合、既存のSaaS型システムの方が安全で効率的です。

2.SaaS型会員管理システム選びで失敗しないためのチェックポイント

SaaS型会員管理システムを選ぶ際は、操作性や機能、セキュリティなど複数の観点から慎重に比較検討する必要があります。

操作性とユーザーインターフェース

誰でも直感的に使えるUI設計かどうかは非常に重要です。複雑な操作や分かりにくい画面では、現場スタッフの負担が増え、入力ミスや定着率の低下につながります。ドラッグ&ドロップや自動補完、ワンクリック検索など、使いやすさに配慮した機能があるか確認しましょう。

必要な機能を明確にする

自社の業務フローや目的に合った機能が揃っているかも必ず確認しましょう。

●基本機能と追加機能の見極め方
システムによっては、基本機能だけでなく、オプションや追加料金が必要な機能もあります。自社に本当に必要な機能が標準搭載されているか、追加費用が発生しないかを事前に確認しましょう。

●自社の業務フローに合った機能を選定
現場での運用にマッチするかどうかも重要です。現場でスマホやタブレットを使う場合は、モバイル対応やマルチデバイス対応が必須です。自社の業務プロセスに合った機能構成かどうかを見極めてください。

セキュリティ対策を確認

会員情報は個人情報を含むため、セキュリティ対策は必須です。IPアドレス制限や二段階認証、SSL/TLS暗号化など、具体的な対策が講じられているか確認しましょう。ISO 27001やプライバシーマークの取得も信頼性の目安となります。

マルチデバイス対応かどうか

PCだけでなく、スマートフォンやタブレットからも快適に利用できるかは、現場の業務効率に直結します。外出先や店舗現場でもスムーズに操作できるレスポンシブ対応があるかを確認しましょう。

3.SaaS型会員管理システムおすすめ15選を比較

ここでは、無料・有料それぞれのおすすめサービスを厳選してご紹介します。

無料から使えるおすすめSaaS会員管理システム7選

無料プランがあるシステムは、初期投資を抑えたい方や小規模事業者に最適です。

●MOSH
MOSHはスマホから簡単に予約サイトを作成でき、クレジットカード決済や予約機能を標準搭載しています。初期費用・月額利用料が0円で、決済手数料のみ発生します。
参考:ネットでサービス売るならMOSH | 無料で使える予約サイトシステム

●STORES予約
予約受付から決済、顧客管理まで一元化できるクラウド型システムです。回数券や月謝管理、GoogleカレンダーやLINE連携も可能です。無料プランでも多機能で、店舗やスクール運営に適しています。
参考:予約システムの導入なら、まずは無料で始められる STORES 予約

●MiiT+
初期費用・月額利用料が無料で、ファンクラブや協会、サークルなど幅広い団体に対応しています。会員ランクやカスタム項目設定、WEB会員証発行、豊富な決済手段が魅力です。
参考:無料で使える会員管理クラウドサービス「MiiT+(ミータス)」

●HubSpot CRM
HubSpot CRMは、顧客管理や営業支援に強い無料クラウドサービスです。コンタクト管理やタスク自動化、レポート機能も充実し、マーケティング活動の基盤としても活用できます。
参考:無料のCRMツールで顧客管理を効率化 | HubSpot(ハブスポット)

●formrun
formrunは、フォーム作成と顧客管理を一体化したサービスです。会員登録フォームから自動でデータを蓄積し、進捗管理やメール配信もできます。
参考:無料で試せるフォーム作成ツールならformrun(フォームラン)

●Square予約
Square予約は、予約受付と決済を一体化した無料サービスです。飲食店やサロンなど、現場での即時決済や顧客管理を効率化できます。
参考:無料の予約システム | オンライン予約管理システム | Square

●Zoho CRM
Zoho CRMは、無料プランでも顧客管理・商談管理・レポート作成が可能です。多言語・多通貨対応で、グローバル展開にも強みがあります。
参考:【公式】Zoho CRM – 選んでよかったCRM/SFAツール

有料で高性能なおすすめSaaS型会員管理システム8選

本格的な業務効率化や多店舗展開、複雑な会員サービス運営には有料プランが最適です。

●Salesforce Sales Cloud
世界的に導入実績が豊富なCRMです。高度なカスタマイズ性と豊富な連携機能、強力なセキュリティが魅力です。
参考:AIを活用した営業ソフトウェア&ソリューション – セールスフォース・ジャパン

●WebCAS CRM
会員管理に加え、メール配信やアンケート、分析機能が充実しています。多様な業種・業態に対応し、マーケティング活動の最適化を支援します。
参考:本気で使えるCRMならウェブキャス|WEBCAS CRM(ウェブキャスシーアールエム)

●hacomono
フィットネスやスクールなど、施設運営に特化したクラウド型会員管理システムです。入退館管理や予約、決済、会費請求などを一元化し、現場業務の効率化に貢献します。
参考:hacomono|ウェルネス領域の店舗を変える会員管理・予約・決済システム。

●Smart Hello
1,500施設以上の導入実績を持つクラウド型会員管理システムです。Web入会やタブレット入会、契約ロッカー管理、分析機能など多彩な機能を搭載し、多店舗展開にも対応します。
参考:クラウド型会員管理システム『Smart Hello』 | 株式会社システム ディ

●CLUBNET
スポーツクラブやスクール向けの会員管理システムです。会員証発行や出席管理、会費請求など、現場運営に必要な機能を網羅しています。
参考:CLUB NET(クラブネット)|店舗運営にFITする多機能会員管理システム

●SELECTTYPE
予約・イベント管理に強みを持つクラウド型サービスです。多様な業種に対応し、フォーム作成や決済連携も可能です。
参考:予約システムSelectType (セレクトタイプ) | 無料ではじめる高機能予約システム

●サブスクペイ
サブスクリプション型サービスの会員管理と決済を一体化できます。定期課金や自動請求、売上分析など、サブスクビジネスに最適です。
参考:決済サービス・決済システム | サブスクペイ

●SPIRAL
大規模データベース管理や複雑な業務フローにも対応できる拡張性が特徴です。セキュリティやカスタマイズ性にも優れ、官公庁や大手企業でも導入実績があります。
参考:顧客情報管理システムの導入事例 | スパイラル株式会社

4.会員管理システム導入から運用までのステップ

会員管理システムの導入は、事前準備から運用まで段階的に進めることが成功のカギです。現場の課題や目的を明確にし、最適なシステムを選定しましょう。

導入前の準備と要件定義

まず、現状の業務課題や目標を洗い出し、どのような業務を効率化したいのかを明確にします。次に必要な機能をリストアップし、優先順位をつけます。たとえば、「予約管理」「会費決済」「ポイント付与」「レポート出力」など、現場で本当に必要な機能を具体的に洗い出すことがポイントです。

●現状の課題と目標の明確化
「会員情報が分散している」「手作業が多くミスが発生しやすい」など、現場の課題を整理します。目標は「業務効率化」「顧客満足度向上」など、具体的な数値や成果で設定すると、導入後の評価がしやすくなります。

●必要機能のリストアップ
業務フローを洗い出し、必要な機能をリスト化します。たとえば、「会員登録・編集」「予約管理」「決済連携」「メール配信」「ポイント管理」など、現場の声を反映させることが大切です。

システム選定

要件定義をもとに、複数のシステムを比較検討します。無料トライアルやデモを活用し、現場スタッフの意見も取り入れながら最適なサービスを選びましょう。

データ移行

既存のエクセルや他システムからのデータ移行は、CSV一括登録機能を活用するとスムーズです。データ形式や項目の整合性を事前に確認し、必要に応じてカスタム項目の設定も行います。データ移行時はバックアップも忘れずに実施しましょう。

スタッフへの教育とマニュアル作成

システム導入後は、現場スタッフへの操作教育が不可欠です。マニュアルや操作ガイドを用意し、実際に操作しながら習熟度を高めます。操作性の良いシステムを選ぶことで、教育コストも抑えられます。

運用開始後の効果測定と改善

運用開始後は、業務効率や顧客満足度など、導入前に設定した目標に対して効果測定を行います。利用状況や課題を定期的に振り返り、必要に応じて機能追加や運用フローの見直しを行いましょう。現場の声を反映し、継続的な改善を図ることが定着のポイントです。

5.まとめ

SaaS型会員管理システムは、業務効率化や顧客満足度向上に大きく貢献します。導入から運用までの流れを押さえ、自社に最適なサービスを選ぶことが成功のポイントです。

会員管理やポイント管理、クーポン管理まで一手に担える「fannaly」は、LINEミニアプリをインターフェイスとして標準搭載しており、スムーズな導入が可能です。API連携により会計や他システムとも簡単に連携でき、現場の業務負担を大幅に削減できます。

ポイント施策やクーポン配布も一元管理できるため、顧客ロイヤルティ向上やリピーター獲得に直結します。効率的な会員管理と販促強化を同時に実現したい方は、ぜひ「fannaly」の導入をご検討ください。

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